一日一日、一年一年をいかに大切に過ごすか。その姿勢ひとつで将来は大きく変わっていきます。
現在、当グループで働く若手4名の声を通じて、
真剣に仕事に取り組む意味とその大切さを感じてほしいと思います。
今井 優佑 Yusuke Imai
島根トヨタ自動車 松江店 販売課
吉備国際大学 社会科学部 卒
2017年入社
お客様に長く寄り添い
人生の喜びを共有する仕事
自動車の営業は、一度売れば終わりというものではありません。調子はどうですか、と日々様子を伺ったり、メンテナンスやイベントのご案内をしたり、自動車を通してお客様の生活に長く関わり、その喜びを共有させていただける仕事だと思います。この点が、私が島根トヨタグループに入社した動機です。また一方でこの仕事には、日々の活動の成果がはっきり数字で現れるという側面もあります。私自身も努力はしっかり周囲に認めてもらいたいと考えていましたから、入社後は「数字」に強いこだわりを持っていた時期がありました。
お客様の満足を突き詰める
それがすべての原点になる
ただ、成果ばかりに気を取られていては、好調な時期は決して長続きしないんです。自分の努力の方向が間違っているのかな…と思い悩む私を見て、ある先輩は「まず何より、一人ひとりのお客様にどう接すればより満足していただけるかを考えて行動しよう」とアドバイスを下さいました。それを実践することで自分の中の迷いも消え、以前と比べてとても安定した結果を残すことができるようになりました。この出来事は私が営業を志した本来の動機である「お客様とともに喜びたい」という気持ちを思い出させてくれ、その後の自分の営業スタンスを決定する大きなキッカケになりました。
近藤 美紀 Miki Kondo
トヨタカローラ島根 松江店 販売課
島根大学 法文学部 卒
2019年入社
はじめの一歩は
いかにお客様を作るか
当社では入社後に営業に配属されても、3年の間は担当顧客を引き継がず、自分の足で新たなお客様を開拓します。この期間は当社の「義務教育」ともいえるもので、新人はまず「いかにお客様とのつながりを築くか」を実地経験を通して学ぶのです。私はこの期間、訪問活動でお伺いしたお客様すべてにお礼の手紙をお送りしてきたのですが、なかにはていねいな返礼の葉書や、応援のメッセージをいただくこともありました。提案力など未熟な部分ばかりの自分でも、継続していれば必ず成果が出せると確信できましたし、お客様に確かに気持ちをお伝えすることができたんだな、という大きな自信となりました。
継続性を持って考えることから
「ベスト」の提案が生まれる
自分はまだまだ知識も経験も不足していると自覚していますが、少しずつ成長を実感する機会も増えています。先日、あるお客様に自動車保険をお勧めした際には、ご家族の将来まで考えて皆さんの契約状況を確認し、よりお得になる家族一括のプランをご提案。保険料の大きな節約に結びつき、とても感謝していただきました。これも当社の、長いスパンで物事に取り組める環境、また自分で物事を考え挑戦することを後押ししてくれる風土があってこそできた提案だと思います。仕事の面だけではなく、自分の人生にもプラスになる、さまざまなことを学べる仕事だと再認識した出来事でした。
吉岡 実香 Mika Yoshioka
島根トヨタ自動車 松江店 サービス課
島根県立大学 短期大学部 卒
2020年入社
外からは見えないチームワークで
お客様の安心を支える
学生時代からドライブが大好きで、当時、マイカーもトヨタのクルマでした。そんな私にとって、島根トヨタグループはとても身近な会社でした。また店舗でイベントを開催して賑わっているのを何度も見かけており、地域の方々との交流を大切にしている会社だな…という印象も、地元就職希望の私にとっての大きな入社動機になりました。ただイメージ先行で会社を選んだ分、実際に仕事の現場で驚くこともいろいろありました。たとえば営業やサービスだけではなく、総務経理や情報システムなど「外から見えない部分」でも多くの人が連携している点。お客様との繋がりだけではなく、社内の人との繋がりも、当社の大切な財産なのです。
人材ではなく人財として
周囲の人のために成長したい
現在はサービス課で、接客応対や部品の検品、また請求書作成などの経理業務までさまざまな仕事を担当しています。まだ要領を得ず、戸惑うことも多いのですが、私の仕事が滞ると「困るのは自分だけ」ではありません。自分の仕事は次の人の仕事に繋がっています。そのことにも気がつきました。そして、ていねいに仕事を教えてくださっている先輩方のためにも頑張りたいと、今とても前向きに仕事に取り組めています。当社では、人材を「人財」と表記していますが、私もこのチームの「人財」として大きく成長し、誇りを持って日々の仕事に向き合っていきたいと考えています。
藤田 遼 Ryo Fujita
トヨタカローラ鳥取 倉吉店 サービス課
山陰中央専門大学校 卒
2019年入社
学校で学んだことはあくまで基本
現場の技術は先が見えない奥深さ
もともと自分は「モノづくり」に強い興味を持っていました。高校2年で体験した自動車整備工場へのインターンシップ以来サービスエンジニアの仕事に憧れ、その技術を学べる学校に進学しました。一通りのスキルは学校で学んだ自負はありましたが、仕事の現場ではそれらはすべて「基礎技術」です。車種ごとに異なる細部の構造は異なり、お客様の使用環境によって状況もさまざまです。エンジン異音の探求ひとつ取ってもその解決には経験則が求められ、知識のアップデートも欠かせない世界です。本当に果てが見えない奥深い世界だと感じます。
コミュニケーションの部分でも
達人を目指していきたい
現場に出るまでは、コツコツ整備の腕を磨いていくことがサービスエンジニアの本分だと考えていました。しかし実際には、意外なほどお客様と対話する機会が多いのです。作業内容の説明などはもちろん、技術的見地から部品の交換などをご提案することもあります。じっくりと説明を行ってお客様に部品をご購入いただいた時などは、とても大きな達成感があります。今では自分の技術的な成長に加えて、お客様との関係づくりにおいてもより高いレベルを目指していきたいと考えるようになりました。これは我ながら、大きな変化だったかもしれません。コミュニケーションで、人は成長できるんですね。